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健康という心身の状態についてのさまざまな定義

健康とは心身が健やかな状態であることを言いますが、最近ではさまざまな健康法が人気です。
しかし、これは単に心と体の状態が良好であるというだけでなく、社会的な幸福を感じることができるか、そして生きがいについて感じることができるかという点においても大切となっています。
まず、心と身体が良い状態であるというのは当然ですが、自分を取り巻く環境や社会までを広く考え、それらが互いにバランスを保つことで円滑に機能している状態のことを健康であると解釈することもできるでしょう。
確かに劣悪な環境のもとでは心身ともに良い状態になることは難しく、良い環境を作ったりそれを維持していくためには、経済的な問題や人の意識や知識など教育的な面についても関わってくるのです。
その定義としては、1948年に設立された世界保健機関憲章の前文が有名ですが、それによれば身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気や虚弱でないことを指しているわけではないとされています。
社会的に良好な状態の定義というのは、その人の地位や経済状態などの要因によって決定されるようになっています。
どのような社会においても、裕福で富の分布が公平な社会に住んでいる人達は健康であるとされていますが、社会的な地位が低く貧しい人達は病気になりやすく平均寿命が低いと言われています。
その価値観については個人が持つものですが、その人の会社や学校、地域、国などといった社会的属性や、年齢や性別などといった人的属性などによって異なっており、変化していくものでもあります。
また、価値観についての研究は医学的な分野ではなく、文化学的要因や学際的要因との関連があり、さまざまな分野の人々がアプローチを行っています。
また、心身ともに良好な状態を達成するための条件には、平和、住居、居行く、食糧、収入、安定した環境、持続可能な資源、社会的公正と公平というものが挙げられています。